生物学の偉大な先達であり、後世の脳科学にも大きなヒントを与えたダーウィンの生誕200周年を踏まえ、本公開講座の全体キーワードを「ダーウィン・進化・脳」としました。
脳科学の内と外から、第一線の研究者3名に「遺体科学」「言語神経科学」「分子神経遺伝学」各分野における最新の研究成果とともに、神経系の機能や構造の進化と、それを理解することの意義をわかりやすく解説していただきます。

開催日
2009年9月12日(土) 13:00〜17:00
会 場
ナディアパーク デザインホール(愛知県名古屋市中区栄3-18-1)
アクセス方法はこちら 
定 員
350名 ※どなたでもご参加いただけます。参加無料(予約不要)

プログラム
◆司会
  大石 高生(京都大学霊長類研究所)

◆講演

「遺体の脳を熟慮する演出家の脳は遺体の脳ほど有能か?、ということを考えながら」
遠藤 秀紀
(東京大学総合研究博物館 教授)
 
「脳が生み出す言語の不思議」
酒井 邦嘉
(東京大学大学院総合文化研究科 准教授)
 
「遺伝子を道具として脳を見る 〜 いかにして硬い遺伝子が柔らかい脳をつくるのか」
堀田 凱樹
(情報・システム研究機構 機構長)
 
◆展示・体験コーナー
・ 高校生サポーターによる「脳の不思議と進化」の発表
・ サルなど霊長類についての解説(パネル展示)
・ 様々な動物の脳の肉眼解剖学的解説と標本供覧、解説(「進化と脳」)
・ 様々な動物の骨格標本取扱いと頭骨標本供覧、解説
・ 化石人類骨格模型供覧、解説
・ 認知機能実験デモ体験(実際にチンパンジーの実験で使用しているテスト)
・ MRI,CT画像閲覧ソフト操作体験(立体構築された脳の画像閲覧)

高校生サポーター募集
9月12日(土)開催の市民公開講座の併設展示会に、高校生の皆様を「高校生サポーター」として展示物の解説や積極的に関わってもらおうと計画しております。
仕事内容は展示作業の手伝い、展示物の解説などです。
そのため、事前に生理学研究所および京都大学霊長類研究所を見学していただき、脳と進化についての勉強をしていただきます。
<応募条件>
7月下旬の見学会および9月12日(土)の市民公開講座に必ずご参加いただける高校生に限ります。詳細な予定は申込後、先着順にご連絡を個別に差し上げ、ご確認させていただきます。定員に達し次第終了いたしますので、ご了承ください。
<応募方法>
Eメールでお申し込みください。
1.高校生氏名、2.住所、3.電話番号、4.学校名・学年、5.Eメールアドレス(携帯電話可)、6.責任者氏名、7.責任者連絡先をご記入の上お送りください。
申込締切:2009年7月15日(水)※定員に達し次第終了いたしますのでご了承ください。
申込先:neuro-shimin@congre.co.jp
お問い合わせ
大会事務局(株式会社コングレ 中部支社)
〒460-0004 名古屋市中区新栄町2-13 栄第一生命ビルディング 8F
TEL:052-950-3369  FAX:052-950-3370  E-mail:neuro-shimin@congre.co.jp(市民公開講座専用)

主 催  第32回日本神経科学大会
共 催  中日新聞社
協 賛  名古屋大学理学部、京都大学霊長類研究所、自然科学研究機構 生理学研究所
後 援  愛知県教育委員会
お問い合わせ

大会事務局:株式会社コングレ 中部支社
〒460-0004 名古屋市中区新栄町2-13 栄第一生命ビルディング 8F
TEL:052-950-3369  FAX:052-950-3370  E-mail:neuro-shimin@congre.co.jp (市民公開講座専用)
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